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留学体験記

R.Sさんは、東京でジャーマン・オフィス・トウキョウのドイツ語コースに受講後、ワーキングホリデイビザを利用してFOKUSミュンヘン校へ語学留学、職業研修に参加しました。

FOKUSミュンヘン校 R.S.さんの留学体験記

教室の様子1 教室の様子2

私はFOKUSでの六ヵ月間のインテンシブコース+インターンシップというコースをあらかじめ申し込み渡独しました。

FOKUSミュンヘン校は市内の中心に位置し、地下鉄・市電の駅にも近いので授業帰りにマリエン広場やカールス広場へ寄って帰ることも多かったです。

授業は1か月ごとにレベルが上がり毎月違う顔ぶれでした。人数は、夏場は若干多かったですが、その他の月はほぼ5〜7人ほどで理想的な人数だったと思います。

半年間で一度も日本人と同じクラスになることはなかったので、休憩時間も含め日本語がわかる人がまったくいないという状況でした。しかし、クラスメイトと最初はドイツ語と英語が入り混じりながらも会話をし、最後にはほぼドイツ語で会話するようになっていました。完璧なドイツ語ではないけれど、伝えたい、理解したいという気持ちが大事なことだと感じました。

クラスメイトの国籍は、東欧も含めヨーロッパ圏が多かったです。休憩時間はよくコーヒーマシンがある部屋に集まり、それぞれの国の話などで盛り上がり先生に呼ばれることもしばしばありました。様々な国の人たちと話すことができたのは貴重な体験です。

授業は基本的にテキストに沿って進められますが、少人数ということもあり一人一人にきちんと目が行き届いていたと思います。どの教師も全員が話す機会を作ったり、質問には理解するまで説明してくれたりしましたし、試験を考えている生徒には親身に相談にのっていました。全体を通して、FOKUSは「話す」ことに力を入れているように感じました。ただ、レベルが上がる際にテストがあるわけではないので、文法を自分でしっかり復習をすることが大事でしょう。

休憩時間には教師も一緒に雑談したり、月の最後には授業を早めに切り上げミニパーティを開いたり、ビアホールへ行ったりと、とてもアットホームな環境だったと思います。

毎月さまざまなアクティビティもあり、夏には学校全体でビアガーデンに行ったことは良い思い出です。

半年間の授業が終了すると、私の希望を聞いたうえでインターンシップ先を探してくれました。もちろん面接は自分一人でしたが、「見つかるまで必ず助けますよ。」という心強い言葉にリラックスして臨むことが出来たと思います。

そして今では、希望通り市内の美術館のオフィスでインターンをしています。ドイツ語のみの環境ですが、FOKUSでの「話す」重視の授業が今に活かされていると実感しています。

友人とはいまだに連絡をとっていますし、インターンでは「ドイツ人と働く」という素晴らしい体験ができました。今でも学校に顔を出すと先生が声を掛けてくれます。

FOKUSを通してドイツでの生活が充実したものになったと思います!